「らしくない」にこだわって、そして真摯に

社名を変えました。いかがでしょうか？　どう受け取られました？　株式会社リブクラッシィを。新しいロゴを見ると、不動産業や住宅産業に属している会社には見えないでしょうね。いいんです、それで。旧社名も、社名だけを何のしがらみも無く見れば、同様な気がしますから。って、何を開き直っているんだ？　と自分に突っ込んでますが、心底、新しい社名に馴染んで行きたいという表れですから、ご容赦願います。

新社名を思い付いた経緯は、単純な出来事があって、それに触発されて名前として頭に浮かび、後からアレコレこじ付けが生まれました。社名変更のお知らせでも触れましたが、「暮らし」と「クラッシィ」の語呂合わせもそのひとつです。その出来事って？　には、お答えしないほうがいいかも知れません。そんなに安易に…、と受け取られること請け合いです。

先の社名変更のお知らせと重複しますが、弊社は平成元年に設立したので、平成の年数が会社の年齢の目安になっていました。しかし、平成という元号も30年で変わることに。これを、いいキッカケにして断行しました、となると格好が良いのですが、思っていた時・決断した時がたまたまシンクロしただけ。社名を変える理由は、弊社の業態の変化です。いや、業態を変えざるを得ない状況があり、生き延びるための術として対応していかなければなりませんでした。

そこで、賃貸仲介を主として業に携わってきた会社が、その業態を変えるとなると、意識・行動から変えなくてはなりません。そして、周囲が弊社に抱いているイメージも。

賃貸仲介もやります、売買仲介もやります、管理業務もやります、建売販売もやります、一戸建やマンションの買取・販売もやります等々、できないと思われていることもやれますと、自社を訴えていかなければなりません。まるで、これまでとは別の会社のように。だから、生まれ変わる必要があるのです。

しかしながら、多様化する今の時代に、弊社のような小さな会社が不動産会社然としていては、埋没してしまうのではないかと言った危機感は、実はかなり以前から感じていました。建売や買取をするには豊富な資金力が必要であり、管理業務は管理する対象の数が増えないことには事業としては成り立たないし、仲介業務には人件費という投資が欠かせません。まさに暗中模索です。不動産業者はつらいよ、なんて映画ができそうですね。そこで出した答えは、皆がやっていることと違うことを見つけて真摯にやっていこう、です（決して、皆がやらないことをやろう、ではありません。そこまでの能力は私にはありませんので）。不動産会社らしくないけど、不動産業をやっている。そんなスタイルを目指そうかと…。それが何かといった具体的なことは、これから見つけて行きたいと思います。すでに、手を付けようとしていることもありますが、ちゃんと形になった時に、あらためてお話しましょう。

次に、社名が変わったのを機に特に心がけたいのが、不動産「屋」さんではなく、不動産「会社」であり続けること。私の考えですが、○○○屋さんは売り買いをする店舗だけを表すと考えます。それに対して会社とは、組織で収益を上げて社会に貢献する。そのために店舗を併せ持つ場合もある。株式会社リブクラッシィは今はまだ本当に小さな会社ですが、お客様から不動産会社と認識してもらえる努力を惜しまず、少しずつ会社を伸ばしていくよう心がけてまいります。そして、これまでのお付き合い・これからのお付き合いを、不動産のお取引を通して深めていく所存です。

株式会社リブクラッシィとのお付き合いを、何卒よろしくお願いいたします。

代表取締役

株式会社ミルボード

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